腸にいいという食べ物を摂っても効果がない場合は?
- 世田谷区、目黒区を中心に東京横浜で出張で鍼灸や美容鍼、整体やマッサージをしております。腸にいいもの食べても便秘やお腹の調子が解消されない、逆に違う症状が出てしまったという方は、これを読んで解決して下さい。
目次
腸にいいもの食べてもこんな不快感があったら注意
毎日、ヨーグルトや納豆やセロリやごぼうを食べているのに、便秘が改善しない人がいます。
大腸が知覚過敏状態の過敏性腸症候群(IBS)や小腸内に腸内細菌が、増殖して大量のガスが発生するSIBOという病気に陥っている場合は、一般的に腸にいいと言われる、食品が腸の敵となってしまいます。
いいと思いたべていたものが、お腹を張らせたり、下痢や便秘を引き起こすことがあります。
次のような症状が出ている方は注意が必要です。
1,糖質オフでご飯を控えているのにお腹が張る。
2, りんご、桃や柿を食べると、お腹に不快感を感じる。
3, きのこ類を食べるとお腹が痛くなる。
4, 玉ねぎやニンニクを食べると下痢や、腹痛をおこす。
5, 納豆やキムチ、発酵食品を摂っているのに便秘気味である、
6, 毎朝ヨーグルトを食べているのに便秘が改善しない。
7, ごぼうや豆などの食物繊維を摂ると、便秘または下痢になる。
8, 乳製品をとると、お腹が痛くなる。
9, パンやパスタを食べると下痢をしたり、便が硬くなる。
FODMAPとは?
FODMAPとは?
食べる腸トレの最後のキーワードです。
これはそれぞれの頭文字であり、5つの分野の栄養成分にカテゴライズされる食品群のことです。
Fは「発酵性の」という意味で他の四つの糖質にかかります。
Oは善玉菌のエサとなるオリゴ糖グループで豆類や小麦粉などが代表的な食品です。
Dは単糖類が二つくっついた乳糖のような、二糖類で牛乳やヨーグルトがこれらのグループです。
Mはフルクトースという単糖類で、食品でいうと果物やはちみつなどです。
Pのポリオール類はキシリトールなどの人口甘味料やきのこ、カリフラワーに含まれる糖質です。
確かにポリオール類以外はカラダに良さそうで、腸にも良さそうです。
しかし、いずれも小腸で吸収されずらいため、さきほどのSIBOの人は小腸が、IBSの人は大腸が過活動になると考えられています。
FODMAP食を具体的に見ましょう。
同じ穀物、同じ野菜、同じタンパク質食品でも、これらを見分け自分に合うものを選ぶのは非常に難しいです。
普段口にするもののリストを画像の通りあげました。
これを参考にざっと頭に入れてみてください。
1日3食発酵食品を食べ、お腹の張りがひどくなる人もいます。
これは大腸の中でFODMAP食と腸内細菌が反応してガスを生じさせるためです。
また小腸内で糖質の濃度が高くなることで、濃度を一定にしようと水分が小腸に引き込まれて下痢の症状に陥ることもあります。
知らず知らずのうちに高FODMAP食ばかり口にしていたという方は注意が必要です。
写真にある通り、低FODMAP食を少し意識してとりましょう。
自分に合わない食材はどう探すのか?
やり方としては
1, 低FODMAP食事をし、3週間、高FODMAP食を避けます。
2, 次に1週間ごとに1グループずつ高FODMAP食品をたべます。
3, 食後のお腹の調子を記録し、自分の体質に合う食品を見極めましょう。
運動すると、お腹を壊すのはなぜなのか?
例えば、様々な運動や走ったあと、走ってる時などに急にお腹が調子悪くなり、トイレに行くことはないでしょうか?
理由としては、強度の高い長時間の運動をすると、筋肉に血液が送られて腸の血液の量が減ります。
すると、高FODMAP食をとった場合に、腸に停滞し、ガスが発生します。
浸透圧と呼ばれる水分の流れが高くなり、小腸に水分が引き込まれて下痢の症状がでます。
同時に腸の細胞間のすきまが壊れ、腸で作られた毒素が血液中に漏れ出てしまうことがあります。
運動前に高FODMAP食品を摂ると誰にでも起こることではあります。
結論として、高強度で長時間の運動をする時は発酵食品、高FODMAP食品は避けた方がいいです。
食べる腸活のまとめ
腸活の三大キーワード
1,FODMAP食品
2, シンバイオティクス
3, レジスタントスターチ
です。
以前のページで紹介しているのでそちらから参考にしてください^_^
食べる腸活として、腸の調整の話しをしましたが、次は食べる以外での腸内環境改善法を近いうちにご紹介できればと思います。
まゆか鍼灸院では腸内環境を整える治療や鍼灸を行なっております。
外部からのアプローチとして是非、まゆか鍼灸院をご利用ください。
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気軽にご自宅やオフィスで鍼灸や美容鍼も受けてみてください^_^