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膝痛に対する鍼灸治療 自分でできる改善法

世田谷区、目黒区を中心に東京横浜で出張で鍼灸や美容鍼、整体やマッサージをしてます。膝痛に対する改善法や自分でできることをご紹介します。また膝痛をタイプ別にわけ、膝痛に対し鍼灸治療が有効なものそうでないものをご紹介します。

目次

鍼灸適応の膝痛と鍼灸不適応の膝痛

膝痛は大きくわけて外傷性の膝関節痛と非外傷性の膝関節痛があります。
外傷とは怪我などでぶつけたり、すりむいたり、捻ったりしたことで外からの外力が原因でなるものです。急性のものです。

非外傷性のものには感染、腫瘍、膠原病などがありますが、老化性による変形性膝関節症など鍼灸治療の鉄板と呼んでもいいものがあります。

この他スポーツなどで過度の使用による膝蓋骨周囲の靭帯の痛みや筋肉や腱の付着部の痛み、膝蓋周囲に点在する滑液包炎などもあります。
膝蓋骨とは膝のよく「お皿」と呼ばれる場所です。

鍼灸不適応の膝痛
1, 膝関節部に強い夜寝ている時の痛み、何もしなくても強い痛みは鍼灸不適応です。
悪性腫瘍の可能性があります。

2, 膝を痛めて15分-1時間経過後にはっきりと大きな腫れがでた場合。(関節内での骨折、靭帯損傷、半月版の損傷)の可能性が高いです。

3, 膝関節がグラグラ揺れたり、不安定が強いもの。(膝周囲の靭帯の断裂の恐れがあります)

4, 膝関節をぶつけた記憶がないのに、はっきりと腫れや発赤、熱感がある場合(化膿性の膝関節炎の疑い)。
これらの症状であれば鍼灸不適応ですので病院にいきましょう。

鍼灸適応となるもの
これ以外の運動や日常生活でなった膝痛や老化とともに起こり、O脚の原因となる多く方が、なっている変形性膝関節症は鍼灸適応です。


変形性膝関節症

変形性膝関節症とは?
中高年以降に多く、関節や筋肉、骨、靭帯や腱などの衰えから関節軟骨の摩耗が始まります。
骨の変形や半月板の変形、靭帯の変性や弛緩、膝関節を包む膜のようなものが厚くなったり、炎症します。
また太ももの前の筋肉の萎縮(弱くなり、衰えなくなる)が起こります。
症状は複雑な様々な因子の悪循環により発生します。
女性に多いです。

理由は?
1番の理由は女性ホルモンです。
女性ホルモンは骨を強くするためにも働いています。
そのため、閉経後など女性ホルモンの分泌が落ちてきたり、女性ホルモンが乱れると骨が弱くなり、変形性膝関節症になります。
骨粗鬆症が女性に多いのも同じ理由です。

また太ももの内側の筋肉は日常生活では殆ど鍛えられることはなく、内側の筋肉の萎縮から内側への負担もかかりやすくなり、O脚の原因にもなります。

内側の太ももの筋肉は全身の筋肉を衰えをみる指標にも使われたりします。
1番衰えやすい筋肉の一つだからです。

膝痛に対する鍼灸治療

基本的には膝関節周辺の消炎、鎮痛、血液循環の促進を目的に行います。
しかし、変形性膝関節症などは女性に多く、女性ホルモンの調整など身体全体を治療すること、正しい体重移動ができるようになるなど、膝以外の調整も必要になる場合も多いです。

膝が痛むメカニズムとは関節の中にはクッションのような役割として、滑液包と呼ばれるものがあり、これが色々な要因により、過度のストレスを受けて、痛みを発症するのが膝痛の多くです。

直接鍼灸をして、炎症を抑える場合もあるし、または膝と繋がりの強い筋肉や靭帯の緊張を抑え、間接的に痛みをマッサージや鍼で抑える場合もあります。

特に皆さん、膝痛だと前ばかりを攻めますが、私は膝裏を治療する場合が多いです。

何故膝は前は腫れるのに後ろは腫れないのか?
膝の構造を考えると、前側にしか出口がないからです。

しかし腫れてあるところだけが悪いわけではなく、曲がるようにする為には膝裏を治療する必要があります。
またお尻や膝裏を指圧やマッサージした状態で関節運動療法を行うこともあります。
それにより、膝裏にたまった水や、膝の痛み、半月板損傷、十字靱帯損傷などの症状が一週間ほどで緩和されます。

それぞれの治療法の特徴については下記に詳細があります^_^

膝痛を自分で予防、改善する方法

まず初めに日常生活や運動で膝を痛めた場合は、その直後に必ず、氷水をスーパーの袋に入れギンギンにした状態で患部を20分ほど冷やして下さい。感覚がなくなるまでして大丈夫です。
保冷剤だと凍傷になるので注意してください。

冷やすことで最小限の痛みと炎症に抑えることが可能です。
痛めた日から3日間はお風呂に入らず、温めずに、1日2回冷やしてください。
寝る前と仕事終わりなど、または日中に1回です。
程度によりますが、基本的な処置です。

それ以降は温める治療に切り替えます。
温めた方が血流がよくなり、怪我の回復に繋がるからです。お風呂にも入って大丈夫です。
しかし、慢性的な膝痛や変形性膝関節症では温めることをメインにした方がいいです。
これらの症状は血流をよくしないと改善に繋がらないからです。
痛みが強い場合は冷やして下さい。

また膝痛に共通して言えることは太ももの外側の筋肉と股関節と足首が非常に問題がある人が多いです。
膝裏と合わせて見る必要があります。

足首は大きくゆっくり前後左右に回して、アキレス腱と足首の動きをみて動かす体操をしましょう。
股関節に関しては太ももの前を伸ばすストレッチを床でやりましょう。
外側の筋肉のストレッチは下記を参照にして下さい。
膝痛がある人はこれらのストレッチをして悪化した場合は直ちに辞めて下さい。
最初は一番下に記載のある、太ももの外側のストレッチだけで良いでしょう。
慣れてきたら少しずつ他のも痛みが出ない範囲で試して行ってください。

まとめ

1, 膝痛は二種類にわけられ、冷やすか温めるかはそれぞれの膝痛によってきまる。鍼灸が適応するもの、鍼灸が適応しないものがある。

2, 変形性膝関節症は膝痛の中でも特に多く、女性の中高年からに多い。
内ももの筋力低下も関係している。

3, 膝痛の原因の多くは膝裏、太ももの外側、股関節、足首に多く、膝だからといって膝だけみてもあまり効果はない。
どこが原因かを見極めると膝痛は解消しやすい。

内もものトレーニングは500mLのペットボトルに水を入れ、タオルで包み、それを両膝に挟み、両膝を締めて支えるのは何分かしましょう。
簡単だったらタオルだけにして、なるべくチカラを強めにタオルを潰す感じで両膝にチカラを入れましょう。これを15秒ほど全力でやるのを何回か繰り返しましょう。
その時必ず内側の太ももに意識を集中してやって下さい。
効かせることが大切です。

まゆか鍼灸院は運動性の膝痛や変形性膝関節症にも対応しております。
是非ご相談下さい^_^
世田谷区、目黒区を中心に東京横浜で出張で鍼灸や美容鍼、整体やマッサージを行なっております。
こちら鍼灸院にお越し頂くことも可能です。

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