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風邪にビタミンCは殆ど効果なし 最新の風邪予防

世田谷区目黒区を中心に東京横浜で出張鍼灸、美容鍼、マッサージを行なっている鍼灸マッサージ院です。ビタミンCは有名ですが、最新の研究データで分かった1番風邪に効く予防法をお伝えします!ある栄養素が風邪にもっとも有効だと分かりました。風邪予防にとても有益な情報です。

目次

風邪予防の最新情報

これからの時期に風邪を引きやすくなる方の特徴をまずご紹介します。

1, 普段から睡眠不足気味で、風邪をひいてもあまり睡眠が取れない方。

2, 普段からダイエットをしていて栄養バランスを欠いている方。

3, 空気の悪い環境長時間いる方。

4, 寒気を感じても、厚着など暖を取ることはしない方。

5, 水分をあまりとらない方。

6, 最近、転勤や引っ越しがあり、生活が大きく変わった方や、最近とても忙しくなった方。

7, 腸内環境が悪い方。
が大きくわけると当てはまります。

それでは具体的にみていきます。
まずビタミンCが風邪予防に効かない理由とは?

ビタミンCは水溶性のビタミンで、カラダの中には2、3時間程度しか留まることができません。
また、過剰摂取すると実は胃にかなりの負担がきます。

簡単に今回の研究の内容をお伝えします。

最新の研究ではプラセボ比較研究といって毎日2000mgのビタミンCを摂るグループ5000人と全くビタミンC摂らないをグループ5000人にわけ、実際に風邪を引きやすいこの時期に何ヶ月か過ごしてもらったところ、風邪の罹患率に殆ど差はなかったようです。

しかし、風邪を引いてからの立ち直りとしては若干ビタミンCを摂ったグループの方が早いとのことでした。

この研究で1番よく分かった差が運動をしているかしていないかです。
運動をしている方でビタミンCを摂取するグループではカラダの回復具合、疲労度が半分以上軽くなり、風邪もかなりの確率で引かなかったようです。
逆に運動しているビタミンCを摂らないグループでは疲労度、風邪に罹患率、立ち直りも含め、悪かったようです。

結論として運動をしている人は日頃からビタミンCを摂取すると、疲労回復、風邪予防に繋がるが、運動をしていない人はあまり大きく効果は期待できないとまとめたのがこの研究です。



風邪予防に1番いいことはなに?2-1

結論からいいます。
1, 亜鉛
2, 手洗い(うがいより手洗いのが大事)と顔洗い
3, マスク(ちなみに加湿器はないよりはあった方がいいが、本当に有効かどうかはわからない)
4, ヨーグルトです。

まずは亜鉛の役割からみていきます。
2,000種類以上ある酵素のうち約300種類の組成に欠かせない重要なミネラルです。
また、体内でエネルギーを作り細胞分裂、さらに免疫機能など、生きるうえで欠かせない効果をもたらします。
亜鉛が不足すると酵素が機能しなくなるので、発育障害や免疫不全、肌荒れ、味覚障害、精子の減少による生殖機能の低下などがみられます。

前回の記事でも亜鉛は疲労回復にとても有効であるともお伝えしましたね^_^
亜鉛は特に牡蠣などに含まれています。
亜鉛は撮り過ぎてしまうと逆に害になりますが、不足するとかなり疲労が抜けなくなってくるので、一日の必要量をサプリで補いましょう。

実際に亜鉛も研究も行われており、結果は亜鉛を摂る人の方が風邪を引かないという結果なのですが、実際私も風邪を引きそうな時などに摂ると大変効果を感じれます。

次に手洗いです。
これは科学的にもやはり効果はかなりあるようです。
特に最近では手洗いだけでなく、顔洗いも話題になってきました。

外から帰ってきたら洗顔も手洗いと一緒にするということです。
実際に医師の方でもやっている方が非常に多いです。
1番風邪を引きやすいのは医師だとデータがあり、風邪予防はしっかりと行うようです。
顔にも外からの沢山の細菌がついています。


風邪予防に1番いいことはなに?2-2

加湿に関しては本当に風邪に有効なのかというエビデンスが実際にあまりなく、実はあまり効果がなく、プラシーボ効果なのでは?という意見も最近ではあります。

プラシーボとは、例えばこの液体を飲めば治ると言われ、実際に飲み治ったが、実はただの水だったという、いわゆる思い込みです。

確かにウイルスや細菌は乾燥した環境が好きなので、効果がありそうですが、、

うがいに関しては、よく医師の方なども実践していますが、緑茶ですね。
緑茶はとても殺菌作用があり、うがいができない状況の時は緑茶で胃に流すと、胃酸も相まって、菌をやっつけてくれます。

またうがいの仕方は三段階にわけると効果的です。
まず口をゆすぐ、次に喉の浅い場所をガラガラする、最後に奥までガラガラする。
そうすると口などの細菌が喉の奥に流れてしまう心配もなくなり、とてもいいようです。
もちろんその都度、お水は捨てないとダメですね。

マスクは風邪を引いてからでなく、予防で使うのが大変有効で、私自身もマスクを予防で付けてから風邪を引きづらくなりました。
もちろん100%予防は無理です。

最後にヨーグルトです。
まゆか鍼灸マッサージ院では、腸内環境の大切さを特にお伝えしてますが、ヨーグルトは食べる点滴です。
カラダの免疫の多くは腸内で作られるので腸内環境を整えることはとても大切です。

ヨーグルトは果物と一緒に摂ると、ビタミンCと果物の果糖が乳酸菌のエサとなり、相乗効果をもたらすので、ヨーグルトにはその時旬の果物をいれてみて下さい^_^

もし熱が出たらどうするべき?

風邪に関しての結論から言います。
寝ることが1番です。

寝るのは1番ですが、色々とその他にも注意する点がいくつかありますのでお伝えします。

先程もお伝えした通りビタミンCを風邪や熱の時に過剰に摂取すると胃に負担がきて、ただでさえ、体調不良の時は胃腸の働きが弱くなっているのに、追い討ちをしてしまいます。
なので、完全にゼロにする必要はないですが、風邪だからといってビタミンCの入ったものばかりとるのは控えましょう。

またポカリスエットなどの電解質飲料はカラダの体液の成分にとても近く、カラダへの吸収がとても良いため、一回で250mmほど飲みましょう。
それを二時間に一回行いましょう。
水分不足はカラダ全ての能力が落ちます。
その際は冷た過ぎずに、体温以上の温度で飲むのが理想です。

また栄養を摂らないといけないと思い、無理をして食べる方もいますが、NGです。
カラダの免疫機構がしっかりと熱の時は働きます。
胃腸の機能が落ちてる時に食事をすることはカラダへの負担になります。

自分で食べれる、食べたいと思った時は食べるのはアリですが、無理して食べる必要はないです。
電解質の水分ポカリスエットなどを飲み、最低限のエネルギーを摂りつつ、ひたすら寝ましょう!

まとめ

1, ビタミンCは運動をしている人は定期的に摂ると、疲労回復、風邪予防に有効だが、運動をしてない人はあまり効果を感じられない。

2, 亜鉛 手洗い、顔洗い、マスク、ヨーグルトが最高の風邪予防法。

3, 熱がでたら、無理に食べる必要はなく、電解質飲料ポカリスエットなどを一定の間隔で飲み、ひたすら寝ましょう!

まゆか鍼灸マッサージ院では風邪、セキ、鼻水、鼻詰まり、頭痛、だるさなどの症状にも対応しています。
東洋医学的に治療すれば改善できます。
私自身の臨床で実際に風邪やセキ、鼻水、鼻詰まり、頭痛、だるさを治したいと来られた患者さんを何度も治療し、治しています。

こちらの鍼灸マッサージ院は、世田谷区、目黒区を中心に東京、横浜で出張治療で鍼灸や美容鍼、整体マッサージを行なっております。

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