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便秘と下痢に対する鍼灸治療 自分で簡単に良くする方法

世田谷区、目黒区を中心に東京横浜で出張で鍼灸や美容鍼、整体やマッサージをしています。便秘や下痢を自分で改善する方法とタイプを知り、生活の改善に活かしましょう。

また東洋医学的にみた見方もあわせてご紹介します。鍼灸治療でもこの見方は他の見立てと合わせて使っていきます。

目次

便秘と下痢 鍼灸治療でよくなるものは?

便秘とは一般的に、腸管内に排棄物がたまったり、便を出すまでに時間がかかることをいいます。

下痢は排棄物の水分量があがり、本来の固形状の形を失い、粥状になったものをいいます。

鍼灸が適応にならないもの
1, 慢性の腸閉塞と言われたもの。

2, 血便、体重減少、全身のだるさなどが見られる場合(腫瘍など)

3,急性の下痢に発熱、嘔吐、みぞおちあたりの痛み、脱水症状、ショック状態などが見られる場合(細菌性の下痢、食中毒)

4, 血のでる下痢、発熱、体重減少、変な粘液のついた便などが見られる場合(潰瘍性大腸炎、クローン病など)
などが見られる場合は鍼灸は主に不適応となります。

鍼灸が適応となるもの
機能的なものを原因とする場合(腸の動きが悪いなど)、精神的ストレスなどによるものが鍼灸の適応となります。
神経性の腸疾患や内臓下垂症からくる便秘、習慣性の便秘、および単純性の下痢、過敏性大腸症候群の便秘、下痢などが鍼灸の適応となります。

東洋医学的にみた便秘と下痢 それに対する鍼灸治療

東洋医学的にまずは便秘からみましょう。
1, 胃腸の熱による便秘
辛い食べ物を偏食すると胃腸が乾燥し、熱を帯びます。これが便秘の原因になります。
熱を帯びると身体の水分が減ります。

2, 感情の滞りによる便秘
ストレスなどが溜まり、発散できずにいると、気の巡りが悪くなり、腸の蠕動運動(腸の運動)が悪くなります。結果、便秘になります。

3, 血や気の不足によりおこる便秘
病気の後や、産後で気や血の回復がされていない時は巡りが悪くなり、腸の潤いがなくなり、便秘になります。
老化の際におこる便秘も同じです。

4, 腎臓の冷えによるもの
虚弱体質の人や老人などは内臓を温める作用が弱くなります。
元から身体が弱い人などは東洋医学では腎臓=生命の火の燃えるチカラが弱く内臓が冷えます。

つぎは下痢です。
1, 身体の中に湿分がたまるもの
湿分が溜まると、脾臓の機能が落ち、ものを固めるチカラがおち、固形物を維持できなくなり、下痢になります。
主に、外からの影響を受けたタイプです。寒さやカゼ、暑さ、熱など環境からの因子が強いです。

2, 傷食による下痢
暴飲暴食や油っこいもの、生もの、冷たいものを食べすぎたり、不衛生なものを食べたりすると胃が損傷し、その結果に腸の蠕動運動がおち、胃も悪くなり、下痢になります。

3, 精神的ストレスがたまり下痢に
元から胃腸が弱い人が、精神緊張状態が長く続く環境にいたり、感情の変化が激しくあったりすると、気の流れが乱れ、脾臓の機能低下を起こします。結果下痢になります。

4, 胃腸が弱い人の下痢
2,の傷食や疲れ、長年の持病などにより、胃腸が更に疲れると下痢になります。

5, 持病が長く続いたり、老化すると、腎臓の水分代謝と内臓を温めるチカラが弱くなり、下痢になります。

便秘を自分で解消する方法

1, 食物繊維を取る。基本といえば基本になりますが。
食物繊維は消化されにくいため、便中に水分を蓄え、便の量を増加させてスムーズな排便を促します。

2, 脂肪を適度にとりましょう!
脂肪(油脂類)は腸粘膜を刺激し、便がスムーズに排出されるよう働きます。
適度な脂肪の摂取は便秘改善に有効です。

3, お腹を温めましょう!
腹部や腰を温めると腸への血流が増加し、腸の動きが良くなり、排便が促されます。
腹巻やカイロ、温灸などで腹部周りを温めたり、入浴時に腹部をマッサージしたりするとよいでしょう。

4, お腹のマッサージ
腸のマッサージも便秘の解消に効果的です。
以下の手順で行ってみてください。
あお向けで腰の下に枕を入れ、腹部を伸ばします。
人指し指から薬指までの4本指で、へその周りをのの字を書くように、右回りに約30回ゆっくり軽くマッサージします。
毎晩寝る前に行うとよいです。

5, 少しだけ運動しましょう。
1日に10〜15分ぐらいの適度な運動をしましょう。
体を動かすと、血流が良くなり腸の動きが活発になります。
特に、腹筋の力が弱いと排便が困難になるので、腹筋を中心、バランスよく体を鍛えましょう。

6, 排便の習慣を。
毎日朝食後に、便意の有無に関わらずトイレに行きましょう。
そうすることで自然と便がもよおされるようになり、規則的な排便の習慣が作られます。
なお、「便意があるのに排便しない」ということを繰り返していると、神経が麻痺し、便意を感じなくなってしまうので気をつけましょう。

7, 水分をよくとりましょう。
水分不足では便秘になります。

下痢を自分で解消する方法

1, 突然の下痢はまずは胃腸を休めましょう。

激しい下痢は、脱水症状を引き起こすことがあります。
冷たいものは刺激が強いので、湯ざましやうすい番茶、麦茶、ぬるめのミネラルウオーターを少しずつ何回にもわけて飲みましょう。
胃腸を休めるために、おかゆやすりおろしたりんご、野菜スープ、脂肪分の少ない鶏のささみや白身魚、卵を使った料理を食べましょう。

2, ずっと続く下痢は食生活をまずは見直しましょう。

腸への刺激が少なく、消化が良く、栄養価が高い食材を使って体の抵抗力を上げていきましょう。
柔らかいご飯やうどん、さといも、じゃがいも、卵、鶏のささみ、柔らかい赤身の牛肉、白身魚、豆腐、納豆、バナナ、りんご、ヨーグルトといった食材を積極的にとるとよいです。
牛乳などの特定の食品を摂取すると下痢になる場合は、その食品は避けましょう。

3, 薬も必要であればとってもいいかと思います。
止瀉薬が下痢を止める効果があります。
さらに、下痢止めの効能がある胃腸薬や、腸内のバランスを整える効果がある乳酸菌が含まれた整腸薬なども有効です。

腸内環境はとても下痢にも便秘にも大切なことなので下記も参照にしてみてください。

まとめ

1, 鍼灸で効果のでる便秘と下痢と出ないタイプがある。

2, 東洋医学的にみるとまた違った観点からみれる。

3,便秘も下痢も、自分で改善するには腸内環境を無視は出来ない、食生活は大切。

4, 食生活だけではどうにもならないものも沢山あり、そういったものは鍼灸や治療をまず受けて、外側からの矯正が必要である。

腸内環境の考えは必須なので是非、下記も参照にしてください。

まゆか鍼灸院は慢性的な便秘や下痢でお悩みの方にも対応しております。
自分はどういったタイプの便秘下痢なのかわからない、鍼灸や治療でよくなるのか不安とお悩みの方もまずは一度どんな内容でも大丈夫なので、ご相談ください^_^

世田谷区、目黒区を中心に東京横浜で出張で鍼灸や美容鍼、マッサージや整体をしております。

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