ブログBlog

Blog

080-3274-9680

受付時間

金土日祝

営業時間

24時間営業

定休日

月~木曜日

Home > ブログ > 肩の痛みに効く鍼灸治療 自分でできる改善法と意識

ブログ

肩の痛みに効く鍼灸治療 自分でできる改善法と意識

世田谷、目黒を中心に東京横浜で出張で鍼灸や美容鍼、整体マッサージをしてます。

肩の痛みで悩んでいる方へ。肩の痛みは肩が原因ではないかもしれません。自分でできる改善法や意識をお伝えします。また鍼灸の効く肩の痛みのタイプもご紹介します。

目次

肩の痛みのタイプ 鍼灸適応と不適応

現代医学的にみると?
非外傷性(ぶつけたり、捻ったり外からの外力が原因でないもの)のものでは、腱板炎、肩峰下滑液包炎や上腕二頭筋炎、五十肩四十肩(肩関節周囲炎の総称)があります。

外傷性のものでは関節の脱臼や上腕骨などの骨折もあります。
また、肩に痛みを伴うものの中で、よく見られるのが、首や肩周囲の筋肉からの放散痛やその近辺の痛みがあります。

また内臓などからの関連痛もあります。
右肩なら肝臓、胃の問題、左肩なら心臓や胃、胆嚢などが問題で痛くなったりもします。

稀ではありますが、肩関節周辺の悪性腫瘍や炎症性の疾患でも痛みがでます。

鍼灸不適応のもの
1, 全身の発熱、局所の激しい熱感、腫れ、何もしなくても痛みがある場合。 化膿性の関節炎の疑いです。

2, 明らかな外傷が原因であり、何もしなくても痛みが強い、それに伴って骨の変形、関節の輪郭が異常なもの。脱臼や骨折が疑われます。

3, ドロップアームテストが陽性となるもの。
腱板の断裂を見る検査テストです。

4, 悪性腫瘍や心臓の問題が疑われるもの。
何もしなくても夜寝ている時痛い、動かしても痛みは変わらず、動かさなくても痛い場合。特に(左肩に多い)。
これらは鍼灸不適応で、まずは病院で精密検査をしましょう。

鍼灸適応となる肩の痛み
基本的に不適応以外のもの、上記で説明した疾患や症状には鍼灸が適応で有効です。

各疾患について詳しく知りたい方は下記を参考に^_^

四十肩、五十肩(肩関節周囲炎の総称)とは?

ここでは臨床でもっとも多い肩関節周囲炎、四十肩五十肩と呼ばれるものについて特に詳しく解説していきます。
その他の症状については別の機会にさせて頂きます。すみません。

四十肩五十肩とは一つの疾患名ではありません。
肩関節周囲の炎症であり、特に40-60歳代の老化変性として多く、この年代に多いことから勝手につけられた名前となります。

病的な変化が肩関節の一部にとどまることなく、周囲の筋肉や腱、靭帯、関節などに広範囲に及んでくる、いくつかの症状や状態を総称する、臨床的な言い方です。

症状としては?
肩の関節の痛みと運動制限をメインとします。
肩関節周囲炎の症状にはニ峰性のナミがあり、痛みの強い時期と筋肉や関節が固まる時期があり、疼痛期と拘縮期にわけられます。

痛みが強い時は痛みの鎮痛が大事になり、固まる時期は積極的に運動療法をいれる必要があります。

また首や肩以外の上半身などに関連痛がでる場合もあり、この場合も鍼灸が有効です。
また、併発して、内臓からの関節痛、胆嚢や胃、肝臓などからの痛みが出る場合もあり、
痛みが複合的になることもありますが、鍼灸同じく適応となります。

肩の痛みに対する鍼灸治療

基本的にまずは局所の痛みの鎮痛と関節可動域の改善を目的に鍼お灸をしていきます。
鍼が怖い方は整体やマッサージなどをメインにしていきます。
無理に鍼灸を受ける必要はありませんが、痛みが強い場合は一度鍼灸をうけることをオススメします。
鎮痛作用があるからです。

また、東洋医学的にも肩をみていきます。
肩の痛みは身体の中の経絡(身体の中の路線)の滞りにより、気血の流れが悪くなり、起こります。
鍼灸の特性は下記を参考にして下さい^_^

経絡は筋肉とつながっていて、経絡の流れをよくすることは筋肉への栄養が伝わり、回復が早くなります。
血や気が滞りすぎると通常の痛みや運動制限から、夜寝ている時の痛み(夜間痛)が出てきます。
ここまでくると症状は重いと思って下さい。
特に環境の影響としては風や寒さ、湿度が肩関節に悪影響を及ぼしますので、肩はしっかりと服などで守りましょう。

また肩は内臓からの反応や腰や腕、様々な場所と繋がっているので、やはり身体全身をみて、その時の身体に合った治療をしていきます。
なので、全体的に鍼をします。肩だけに鍼をするということは、まゆか鍼灸院ではありません。

自分でできる改善法 意識編

まず急に肩が痛くなったら、氷水をスーパーの袋にいれ、ギンギンにして20分位冷やして下さい。
外傷であれば3日間は温めず冷やして下さい。
お風呂は控えましょう。
冷やすの1日2回です。寝る前とどこかで一回です。それ以降は温めましょう。

基本的に慢性的に肩が痛い場合は温めましょう。痛みが悪化すれば辞めて下さい。

急性期であれば、安静が基本的な処置になりますが、慢性的に痛い、痛みが変わらない方は別の処置が必要です。
次に紹介するやり方は内臓性の肩の痛みの場合は内臓を鍼灸などで一緒に改善しないと効果はないです。

やり方はまず片方ずつやりますが、片方の手で自分のわきの下のゴリゴリした部分や痛い場所を、少し痛いくらいで強めに掴みます。
次にその状態で肩を動かせる範囲で腕から後ろにゆっくり大きく回します。
悪化したらすぐ辞めるように。

筋膜の繋がりで肩関節周辺の筋肉が緩みやすくなります。肩凝りの方にもいいです。
正直やり方は調べれば沢山でてきますが、このやり方は割と効果が高いのでご紹介しました。

1番大事なのは意識で、肩の痛みは肩だけが原因で起こっているものは少ないので、それ以外をしっかり見極め、その大元を鍼灸やマッサージなどで良くすることが大事です。

一度痛くなって慢性的に痛いものはやはり、最初は外からの矯正をかけないとよくなりません。
それから自分で改善する方法を色々すると再発防止になるでしょう。
下記は四十肩五十肩の方向けの体操になります。
参考に^_^

まとめ

1, 肩の痛みは肩関節だけが原因で起こっているケースは少ない。
肩は内臓やその他の場所から複合的に影響を受ける。

2, 肩の痛みに急性期は冷やす、慢性的に痛い場合は温めるが、基本的に処置。
悪化したらすぐ辞めましょう。

3, 四十肩五十肩などの老化などの影響も受けるものはセルフケアだけでは中々改善しない。
その為、最初だけでも外からの矯正(鍼灸や整体、マッサージなど)をして、自分自身で自分のカラダを治せるきっかけ作りをする必要がある。

肩凝りなどで悩んでいる方は現代でとても多く、肩こりにも様々なタイプがあります。
肩は非常に複雑です。
下記は自分はどのタイプの肩こりかが分かります。どのタイプかでセルフケアの仕方も変わってくるので、とても大切なことです。

まゆか鍼灸院は世田谷、目黒を中心に東京横浜で出張で鍼灸や美容鍼、整体やマッサージをしています。
身体のケアをご自宅や旅先のホテルでお気軽に。
またこちら鍼灸院にお越し頂くことも可能です^_^
オフィスへの出張も承っております。

シェアするShare

ブログ一覧