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睡眠障害の改善法 身体の三大系統から見る

  • 当院は世田谷区と目黒区を中心に東京横浜で出張で鍼灸、整体、マッサージをメインに行っております。睡眠障害でお困りの方へ。最新の医療研究からの観点で改善法と原因をご紹介しております。身体の三大系統。自律神経系、内分泌系、免疫系から見ていきましょう!

目次

睡眠障害と身体の三大系統の関わり

現在、多くの方々が睡眠障害、睡眠不足で悩まれています。日本人のおよそ20%が慢性的な睡眠不足、15%が日中に眠気を感じているようです。
またおよそ40%の人が睡眠の質に満足していないというデータが日本生活習慣病予防協会からでています。

今回はなぜ睡眠障害、不足が起こっているのか?
その原因と改善法を自律神経系、内分泌系、免疫系の三大系統から見ていきます。
身体の軸、身体を調整しているものはこの三大系統です。

つまり、睡眠とこの三大系統は密接な関係にあり、睡眠以外の様々な障害もこの三大系統のエラーで起こっているものが多いです。

一番強く影響を受ける原因はストレスです。
ストレスといっても様々なストレスがあります。
環境的要因のストレス、社会的ストレス、精神的ストレスなど様々なストレスに、特に日本人は晒されています。
現代社会でストレスに晒されていない人は、殆どいないと思いますが、人によって耐えれる器の大きさや、身体への影響は様々です。

何故なら、人は皆、生活習慣や環境や育ちが違うので、個人差がとても大きいからです。

ストレスによる自律神経系 内分泌系 免疫系の失調

ストレスを受けるとどうなるのか?三大系統の働きと合わせてみていきます。

まずは自律神経系
これまでも沢山ご紹介してきましたが、ストレスを受けると、交感神経と副交感神経の働きがアンバランスになり、睡眠を乱します。

内分泌系
ストレスが加わるとコルチゾールと呼ばれるストレス物質がでて、それが原因でストレス過多になると、食欲が増します!
本来脳や腸からセロトニンやエンドルフィンと呼ばれる幸福ホルモンが出ていますが、コルチゾールが増えると幸福ホルモンが減り、脂肪や油を欲するからです。
脂肪や油は幸福ホルモンを出しやすいです。

よく女性の方で生理が近くなると、チョコレートを食べたい!という人がいます。
それはストレス過多で幸せホルモンを出したいと身体が訴え、脂肪や油を含むチョコレートを食べようと身体がするからです。
幸せホルモンの分泌は食べ物を摂ることで高まります。

免疫系
ストレスが加わると、簡単に一言で言うと風邪をひきやすくなります。
また、皮膚疾患なども出る人が多いです。
身体の皮膚の弱い場所、関節周りなどに湿疹、汗疹のようなものがでたり、痒くなります。

睡眠障害を改善する方法 1-1

睡眠障害は三大系統の乱れと密接な関係があると大まかには理解はできたでしょうか?

早速改善法をみていきます。
1, 交互浴
やり方はお風呂に42度以上の少し熱めのお湯を張ります。
まずお風呂に必ず首元まで浸かり、しっかりと少し汗が出るまで入ります。
次に出て、冷たいシャワーで頭から身体を一気に冷やします。
これを繰り返すのが交互浴です。
冬場は寒いのでなるべくぬるめのシャワーでやるのもアリです。
心臓疾患や高血圧や低血圧の人は注意しながらやってください。

何故いいのか?
交互浴をやるとまず、交感神経が一気に高ぶります。
高ぶると今度はそれに比例し、身体の機能が働き、副交感神経が一気に優位になります。
身体の末端まで血流改善した状態にもなっており、深部体温がお風呂あがりから徐々に落ちてきます。
人間は深部体温が下がっている時に眠気がくるので寝る1時間半から2時間前までに交互浴すると有効です。

また身体は熱いお風呂に入るとヒートショックプロテインと呼ばれる反応が起こります。
熱を加えると身体が反応し、細胞を修復しようとします。身体を温めるとは細胞修復にも繋がります。

睡眠障害を改善する方法 1-2

改善法1-2 GABA

最近よくGABA入りチョコレートでストレス撃退というようなものを見かけると思います。
そのGABAです。簡単にいうとアミノ酸です。アミノ酸とはタンパク質の更に分解細かくした吸収されやすいものです。

実際に多く入っているものはあまりなく、GABAにサプリメントなどで補うのがいいでしょう。
但し、それなりに品質がいいものにしましょう。

GABAは物資の粒子が大きすぎて脳幹を通らないため意味がないと最近の研究で言われていますが、実際に自分自身や他の患者さんにも勧めたところ、効果がある場合がとても多いです。

科学的な根拠はまだあまりないですが、腸で吸収されたものが腸を通してセロトニンなどを増やすのに働いているのではないかと思います。
セロトニンの殆どが腸で作られるためです。

ただ一つ注意点としてはサプリメントは0→1にはできるけどマイナス→から0は難しいです。
なので、あまりに酷い睡眠障害の人には効かないです。

睡眠障害を改善する方法 1-3

1-3改善法 肩甲挙筋のマッサージ

肩甲挙筋とは肩と首を繋ぐ筋肉であり、肩の僧帽筋や背中の筋肉と同じで「スタビライザー」とも呼ばれています。

スタビライザーとは常に殆ど使われている筋肉です。
肩甲挙筋については下のリンクを押して頂くとわかりやすい図があるので参考にしてください。

何故、肩甲挙筋なのか?
常に使われている筋肉であり、血流障害が起こりやすく、首と肩を繋ぐので脳への血流障害も発生しやすいからです。
また肩甲挙筋が硬くなるといわゆる、「ストレートネック」にもなりやすく、これもまた脳への血流障害になります。

ここをテニスボールまたは野球の硬式ボールでマッサージするとよいです。寝ながらボールを当てながらでもできます。
やりすぎは絶対に良くないですが、多少は痛い位がよいです。

またスタビライザーと呼ばれる背中や肩の筋肉は常に使われているので骨格=骨を歪めやすいです。
骨は筋肉についているからです。
それも自律神経などの障害に繋がります。

まとめ

睡眠障害に対する自分でできるアプローチ法
1,交互浴
2,GABAサプリメント
3,肩甲挙筋のマッサージ
になります。

まだ色々なアプローチがありますが、まずはこれを試してみましょう。
重度の睡眠障害の方はこれだけではあまり効果がないです。
その場合は鍼灸、整体、マッサージなど治療を受けましょう。

まゆか鍼灸院では睡眠障害に対する方への治療も幅広く行っております。
実際に睡眠障害と併発して違う症状で、来られる方も多いですが、身体全体をみて総合的に治療することが様々な症状に対して有効であります。
他の症状でも関連しているケースが非常に多いです。
一つの症状に囚われずに身体の元を正していきましょう!

世田谷区と目黒区を中心に東京横浜で出張で鍼灸、整体、マッサージをメインに行っております。
睡眠でお悩みの方は是非ご利用ください^_^

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